最近の話題 It`s NEW
■2024年 謹賀新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
〇能登半島地震により亡くなられた方々に心より哀悼の意を表しますとともに被災された皆様にお見舞いを申し上げます。
地震と津波により木造住宅に大きな被害が出たことは、建築に関わる建築家として大変残念でなりません。
1981年以前の旧耐震建物の耐震改修の必要性と具体的な対策を痛感するとともに、1981年から2000年まで木造建築物の耐震性にも被害が出ており、今後の木造住宅の耐震性のあり方を2000年以降の耐震基準も含めて被害状況を分析の上、再度見直す必要があると思います。
■2022年 謹賀新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
今年は寅年です。
〇正月5日、6日と母の葬儀を執り行いました。また、2月12日に菩提寺である京都妙満寺法光院で49日と納骨を済ませました。
〇「窓・開口部をめぐるトラブル予防・対応の実務」−設計業務で押さえておきたいポイント−が新日本法規出版からR4年3月8日に初版発行されました。
〇7月には念願出会った屋久島へ空撮を兼ねて出かけました。報告はYouTubeに挙げておりますのでよろしければご覧ください。
〇年末になって心房細動が再発したため、12月12日から16日までカテーテルアブレーションのため入院しました。結果は順調です。
■2021年 謹賀新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
今年はわが丑年です。
〇仮称「設計業務で押さえておきたい!窓・開口部の規制・トラブル予防の実務」新日本法規出版の本の企画・構成・編集・執筆を昨年末から進めています。
〇一般社団法人ドローン操縦士協会DPAの講習を受けて4月に「ドローン回転翼3級認定証」を取得して、国交省経由で東京航空局の「無人航空機の飛行に係る許可・承認書」を受領しドローンを飛ばし始めました。その後の空撮の結果はYouTubeにアップロードしていますのでご覧頂ければ幸いです。ハンドルネーム「Cozy
Sky」「ドローン空中散歩」
〇年末12月30日に私が後見をしていました母が誤嚥性肺炎のために新百合ヶ丘総合病院で息を引き取りました。享年98歳でした。
〇COVID-19に翻弄された令和2年でした。オンライン会議ばかりでトラブルだらけでした。来年は少しは明るい年になるよう祈ります!
〇11月富士市に泊まって富士山麓のドローン飛行場へ行きました。トイドローンを2機持って行き、飛ばすことに成功しました。また、ここで知り合ったドローン仲間とはその後、動画を送ってくれるようになり、素晴らしい映像に心躍らせています。免許を取りたいと思いながら、一向に飛ばせていないのが私の現況です。
〇コロナ下ではありますが、お台場でドローンの体験をしてきました。
■2020年 謹賀新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 
今年の干支はねずみ。東京オリンピックの年でもあります。皆様が健康で充実した良い年になりますようお祈りします。
〇「住宅建築トラブル相談ハンドブック改訂版」 99建築問題研究会 新日本法規出版 令和元年10月10日に発行されました。
〇夏休みには那須方面へ出掛けて、「石の美術館」、「馬頭広重美術館」など隈研吾氏の初期の作品を見てきました。
〇「住宅建築トラブルハンドブック」 99建築問題研究会 新日本法規出版 令和2年4月1日施行の民法改正に伴う改訂作業を進行中です。
〇平成31年5月1日から新元号は令和元年になりました。
〇暑中お見舞い申し上げます。今年の気象は厳しい限りです。皆様もご自愛の上、何とか無事乗り切りましょう。
■新年 明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。2019年 (平成31年)
〇9月の終わりから10月始めに掛けて母親の具合が悪くなり、認知症の投薬変更による食思の低下と脱水症と見て、私自身で緊急対応に入りました。抗精神薬を中止させ、点滴投与のための病院往復と付き添い時にOS1ゼリーやフルーチェ等を工夫して採らせることにより12月の末までにはかなり元気になり意識レベルが上がりました。
〇8月に後見をしている母親にケアセンターから特養に移ってもらいました。
〇夏は八ヶ岳へ行きました。セグウエイ、カヌーなどを楽しみました。
■新年 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。2018年(平成30年)
〇秋には出雲大社、松江城などに行きました。
〇夏休みには、ラフティング(ゴムボートで急流下り)を体験しました。刺激的な一日でした。
〇2017年11月22日(水)第7弾 監修 NIKKEI STYLE 「建売住宅に欠陥 売主の責任、どこまで追求できる?」建売住宅のメリット、デメリットは?契約時の注意点は?もし不具合があったらどうしたらよいのかなどの疑問にお答えします https://style.nikkei.com/article/DGXMZO23037990S7A101C1000000?channel=DF250520172541
〇2017年10月25日(水)第6弾 監修 NIKKEI STYLE 「工事請負契約書、ここをチェック 安易に押印しないで」一生に一度の高額な買い物である住まいの工事請負契約を交わす前にどんなところに気を付けたらよいのかお教えします https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22115950R11C17A0000000?channel=DF250520172541
〇2017年9月27日(水)第5弾 監修 NIKKEI STYLE 「建築条件付き売り地 契約トラブルを避ける2つの鉄則」マイホームを探していて割安感のある土地が見つかりました。でも「建築条件付き売り地」ってなあに?にお応えします https://style.nikkei.com/article/DGXMZO21352000R20C17A9000000?channel=DF250520172541
〇2017年8月31日(水)第4弾 監修執筆 NIKKEI STYLE 「住まいの土地い選び、思わぬ落とし穴があちこちに」建築的な視点からの土地選びの注意点を事例を使って書きました。是非お読みください
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO19958370U7A810C1000000?channel=DF250520172541
〇2017年8月 2日(水)第3弾 監修 NIKKEI STYLE 「夢の注文住宅のはずが…業者任せはトラブルのもと」工事請負契約の中身である設計図書の重要性について執筆して頂きました 必見!
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO18832960T10C17A7000000?channel=DF250520172541
〇2017年7月 5日(水) 第2弾 監修執筆 NIKKEI STYLE 「住まいの性能、チェックポイントは?コスパも考慮を」を公開しましたのでご覧ください
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO16386760V10C17A5000000?channel=DF250520172541
■2017年6月7日(水)第1弾 監修執筆 日本経済新聞電子版 NIKKEI STYLE マネー研究所 から複数の弁護士と一緒に「プロが教える住まいのキホン」を開始します。第一回目は
「欠陥住宅をつかまないために 人・約束見極める」です。岡田弁護士と一緒に執筆しました。当面、28週ごとの水曜日の掲載となりますが、建築家と弁護士の視点から住まいづくりのトラブルに巻き込まれないために知っておくべき注意点についてお伝えしたいと思っています。私は、時々、執筆者としても登場しますので、是非毎月第一水曜日の当サイトをチェックしてみてください
http://style.nikkei.com/article/DGXMZO16794260U7A520C1000000?channel=DF250520172541
謹賀新年 2017年(平成29年)元旦
明けましておめでとうございます。
久しぶりのHP復帰です。昨年は、3泊4日で飛騨と高山へ行ったり、2泊3日で平泉、遠野へ行き、存分に旅行を楽しみましたが、10月に入って突然、7泊8日の入院生活を経験することになってしまいました。幸いにも大事に至らなかったため、今ではよくなりましたが、今後は飲みすぎや過労などに注意して「一病息災」で細く長く頑張ろうと思いました。今年は身体も気持ちも新たにゆったりしながらもしっかりとできる仕事をしたいと思います。今年もよろしくお願いします。
○2014年11月24日25日、「世界遺産」に指定された富岡製糸場と富岡市周辺の建築などを車で見学に行きました。1日目は朝から前橋市内の岡田新一氏の県立文化会館、図書館、県庁、カトリック教会などを見学し、高崎市郊外の少林山達磨寺のドイツから亡命したブルーノタウトが1934年から2年半居宅としていた「洗心亭」に立ち寄りました。居宅は質素なものですが、お寺や境内の散策路の自然環境は大変美しく、日本的な侘び寂を研究し、日本文化を愛していたといわれるタウトには、最上級の日本を満喫していただけたものと思います。今の季節、紅葉が美しく至極の時間を過ごしました。その後、富岡に向かい、市内をゆっくり見学して、明日、製紙場をと思っていたのですが、25日は天気が悪いとの予報で急遽、富岡製糸場を見ることにしました。富岡製糸場は建築的にはあまり面白くはありませんでしたが、当時の政府が格別の思い入れで巨大な投資を行ったことには感心しました。養蚕についての歴史的、文化的背景を知ることが出来たのは貴重でした。また、先日JIA建築相談委員会研修で深谷の日本最初の官営煉瓦製造工場の話と煉瓦を使った地元建築を見たばかりでしたので、渋沢栄一関連の繋がりにも興味深いものがありました。
この晩は磯辺温泉に泊まりましたが、建築、外構、接客など品位が高くオーナーと建築家の深い信頼関係を感じ取ることが出来たように思います。快適に温泉でゆっくり心と身体を休めることが出来ました。
25日は24日夜から降り始めた雨でとても肌寒い日でした。頑張って荒舟風穴に向かいましたが、途中の資料館でまだかなりの山奥と聞き、現地はまたの機会にして、資料館で養蚕の道具や蚕の卵の繭を確認、風穴とは電気供給も不安定、冷蔵庫もない時代に、自然地形を利用した卵の孵化時期をコントロールするために気温を下げて貯蔵する冷蔵庫であった、全国から荷馬車で運ばれ、一定の期間保存した後、荷主に返して、時期をずらして孵化させていた事を知り、当時の絹産業の原材料の安定確保と供給に並々ならぬ苦労をしていたことを窺い知ることが出来ます。帰りに雨の上州富岡駅(コンペによる当選案)を見学して富岡ICから帰路に着きました。またしても強行軍疲れましたが、充実した楽しい時間でした。
○2014年9月29日、30日の2日間に渡り、東京都消費生活総合センター主催でJIAの専門アドバイザーとして「住宅リフォーム相談の専門基礎知識」と題して消費生活相談員向けセミナーの講師として講義をさせて頂きました。
○2014年8月の22日から25日まで3泊4日で久しぶりに北海道へ行ってきました。旭川でレンターカーを借りて、市内で市役所見学、北の嵐山(嵐山陶芸の里)へ立ち寄り、陶器の気に入ったものを入手。旭山動物園見学の後に高速道で富良野まで行き雄大なラベンダー畑を見ました。2日目は、トマムリゾートへ立ち寄りましたが、使用中で安藤忠雄氏の「水の協会」は見ることが出来ず、雷雨に見舞われました。その後、高速道路で苫小牧を経て登別温泉で二泊目。3日目は、近くの養護施設見学、苫小牧でニドム「石の協会」(伊丹潤氏の作品)を見学。感動。高速で札幌市内に向かいました。北海道はでっかい道というだけあって、高速道には、サービスエリアがほとんどなくて、せいぜいパーキングでトイレに寄るくらいでいやというほど走リ続けます。札幌市内の高松新のブティックは潰れていました。安藤忠雄氏の渡辺淳一文学館もそこそこ面白く、札幌の夜を満喫して4日目の帰りの午前中に郊外のイサムノグチのモエレ沼公園に行きましたが、雄大でとても素晴しいものでした。また行きたいと思います。とにかく強行軍で3日で650キロは走りました。いささか疲れました。
○2014年5月 昨年4月頃より懸案であった住宅リフォーム・紛争処理支援センターからの調査研究委託に対する対応を行ってまいりましたが、2014年3月付けで「公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センターにおける外部の建築相談窓口等を拡充するための調査研究」(公益社団法人 日本建築家協会の建築相談体制の現況と今後の対応に関する報告書)の形でようやくまとめることが出来ました。関東甲信越支部建築相談委員会より特別WG主査として監修を任されましたが、仕事との両立が難しく大変ハードでした。
○2014年4月より東京都消費生活総合センターのアドバイザーに就任いたしました。
○2014年3月8日 消費者問題を考える会の主催で「住宅リフォームで失敗しないために」〜チェックポイントは〜(講義時間2時間)の講師をさせて頂きました。
2014年正月明け早々から、叔母と母の介護や昨年から懸案の仕事が重なって、20日頃急にノロウイルスに感染したかのような症状と共に低音部が響いて聞こえにくくなる急性感音性難聴に見舞われました。その後、耳鼻咽喉科で処方されたステロイドを 10日以上飲み続けて幸いにもどうにか完治しました。原因は長期間に渡るストレスと疲れによるものと診断されました。耳が聞こえにくいと集中力がなくなり、すべてが捗らず大変難儀をしました。通常に過ごせることの幸せを痛感しました。無茶は禁物です。
○2013年11月11日久しぶりでHPを調整することにしました。続けて覗いて頂いていた方には長い間ブランクを作ってしまい申し訳ありませんでした。忙しかったことと、Windous8なってhomepage bilderがバージョンアップしないと使えなかったのが主な理由です。ここにきてOCNがPAGEONを中止するとか言って来ていまして、近々どこかのプロバイダーに引越しを迫られそうです。相前後しますが、上記にブランクの埋め合わせを試みたいと思いますのでよろしくお願い申し上げます。
○2013年8月 2012年2月6日に行われた住宅リフォーム・紛争処理支援センター主催の住宅紛争処理委員向けシンポジウム「住宅紛争解決の技法を学ぶ」(住宅紛争審査会における紛争処理の要点)が本になって2013年8月発刊されました。住宅紛争処理委員向けに配布されています。
○2013年6月15日 公益社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部建築相談委員会セミナーWG主催の「事前相談のすすめ」の講師を務めました。
■2013年 あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
○2012年11月14日 東京弁護士会の研修センター主催の「秋季専門講座」第3回講座「瑕疵各論2 ひび割れ、傾斜の基礎知識」の講義を担当致しました。
○10月の末、11月に
再度、東京弁護士会の研修センターが主催する「建築紛争専門講座」の講義を担当することになり準備を進めています。
○最近は、10月からの全国研修のための「雨漏り」瑕疵を対象とするテキストづくりをしています。
○2012年2月6日「紛争処理委員シンポジウム〜住宅紛争解決の技法を学ぶ〜
財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター のパネラーとしてパネルディスカッションに参加しました。
現在、2012年度の活動として本にまとめる準備をしています。
○2011年度から財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センターの住宅紛争処理支援業務運営協議会及び同幹事会の実務組織として「研修等WG」の委員を委嘱されました。指定住宅紛争処理機関の紛争処理委員に対する研修などの実務的な検討を行うためのワーキンググループです。
■
2012年 あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
○
弁護士専門講座「建築紛争の知識と実務 V建築基礎知識と建築紛争への対処法」/米田耕司講義執筆(東京弁護士会弁護士研修センター運営委員会[編]、出版 ぎょうせい)が、2011年7月5日発行されました。
○
改訂「欠陥住宅紛争解決のための建築知識」(第二東京弁護士会・消費者問題対策委員会、99建築問題研究会/共編、出版 ぎょうせい)が、2011年1発28日改訂版初版発行されました。
■
2011年 あけましておめでとうございます!本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
○
「欠陥住宅紛争解決のための建築知識」(第二東京弁護士会・消費者問題対策委員会、99建築問題研究会/共編、出版鰍ャょうせい)の改訂版が完成し、2月初旬には書店に並びます。前回の装丁に良く似た仕上がりです。書店で見かけましたら御一読下さい。また、私にご依頼頂ければ、割引が可能かと思います。
○
「欠陥住宅紛争解決のための建築知識」(第二東京弁護士会・消費者問題対策委員会、99建築問題研究会/共編、出版鰍ャょうせい)は第二東京弁護士会消費者委員会住宅部会の弁護士有志と99建築問題研究会の私を含む建築家、建築士メンバー有志で執筆、編集し、2004年7月10日発刊されました。これまで累計で4500部以上販売されたとのことです。今年度中の発刊を目指してこの本の改訂作業に入りました。法律改正や新しい制度などの追記や判例などの充実を図りたいと思っています。
○東弁セミナー終了
平成21年11月26日(火)18:00〜20:00東京弁護士会の研修センターが主催する「建築紛争専門講座」「建築の基礎知識」と「建築紛争への対処法」の講義を喉風邪の残りで声が出にくい中、なんとか無事終えることができました。今後は、東弁のネット配信及び本にまとめて、ぎょうせいから出版予定するようです。
○
事務所移転のお知らせ
諸般の事情により、平成21年10月に駒沢より事務所を移転し、自宅兼事務所として川崎市麻生区上麻生7−8−1−1105コーポラティブハウス柿生にて事務所を開設します。また新百合ケ丘駅前に分室を設けますので電話で在所確認の上お越し下さい。ご不便をお掛けしますが、よろしくお願いします。新しい電話番号はTEL044−712−2016 FAX044−986−3434です。携帯電話 090−4910−2681です。
○東京弁護士会研修センターセミナー
平成21年11月26日(火)18:00〜20:00東京弁護士会の研修センターが主催する「建築紛争専門講座」を担当することになりました。「建築の基礎知識」と「建築紛争への対処法」の話をする予定です。ただいま鋭意準備中です。
○第二東京弁護士会研修センターセミナー終了
無事セミナーを終えることができました。ありがとうございました。
○第二東京弁護士会研修センターセミナー
平成21年3月3日(火)18:00〜20:00弁護士会館で10階1003号室で昨年に引き続き、岡田弁護士と共に第二東京弁護士会研修センターが主宰する春季研修連続講座の「住宅建築トラブルの対処方法(中級編)」の講師を担当します。ただいま準備中です。弁護士会としてはビデオ撮影をして販売を予定しているようです。
○第二東京弁護士会消費者委員会セミナー終了
平成20年11月19日(水)18:00〜20:00弁護士会館で「99建築問題研究会」の岡田弁護士と2人で「弁護士向けセミナー/住宅建築トラブルの対処方法」を行ないました。80名程度の申込みで70名弱くらいの出席者であったかと思います。
○今年平成20年4月から財)住宅金融普及協会のHPのなかで、JIA建築相談委員会の広報委員会として取り組んでいる
「住まいの情報●百家争鳴」の執筆担当が回ってきました。10月10日から1ヶ月間「住宅取得のための契約、ここに気を付けよう!」というテーマで掲載されています。よろしければ是非ご覧下さい。
○昨年、平成19年から弁護士と建築士で協力して執筆、編集を行なってまいりました
「住宅建築トラブル相談ハンドブック」 99建築問題研究会 (新日本法規出版)が平成20年4月15日発行されました。紛争解決に役立つとても分かりやすい本ですので是非ご覧下さい。\4725-(税込)
○平成20年4月になって、ずいぶん温かな日和になりました。暑かった夏と厳しい冬を越し、ようやく心と体にも少しだけぬくもりが戻り始めた気がしています。昨年の秋の記憶が全くありません。
○昨年2007年(平成19年)は、最愛のそして仕事上のもっとも大切なパートナーであった妻を失いました。また義母、父、を相次いで病で失いました。皆様に多大なご心配、ご迷惑をお掛け致しましたが、多くの方々のご厚情と励ましを賜りましたことに心より厚く御礼を申し上げます。何とか頑張りますので本年も相変わりませず、よろしくお願いを申し上げます。
■日経新聞日曜版の
「暮らしの疑問/プロが答える」欄に「日本建築家協会建築相談室員 米田耕司」が消費者のすまいづくりの疑問にお答えする形で、平成19年
5月20日から毎月1回日曜日に連載しています。是非ご覧いただいて、ご意見を頂戴できれば幸いです。
次回予定はスタイルが変わり、4月20日(日)最終掲載の予定です。いつもほぼ12Pageです。
@「新築住宅契約の留意点」 A「新築住宅の不具合、どう対処?」 B「建売住宅、完成前に購入」 C「手作り注文住宅を頼む」 D「住宅展示場見学の注意点は」 E「高気密高断熱工法、注意点は?」 F「マンション購入時の注意点は?」 G「建築家に設計依頼 注意点は」 H「工事請負契約、どこに着目?」 I「自宅建築中のチェック点」 J「戸建引渡し後に不具合が」 K「戸建リフォームの注意点」 L「権利や建ぺい率など注意」
○日が長くなりました。昼は暑くても、夜は冷える事もあります。
皆様方のご健康をお祈り申し上げます。
○昨年暮れの平成18年12/31(日)日経新聞の全国版の「家族会議・弁護士さん相談です」に欠陥住宅に詳しい一級建築士ということで紹介されました。
○今年度(平成18年度)私は、JIA(社団法人 日本建築家協会)で、長年市民相談を受けてまいりました首都圏相談室の関東甲信越支部の委員会組織である建築相談委員会副委員長のお役目を仰せつかり、また自身の住まいである自主管理のコーポラティブハウスでは、営繕委員長兼副理事長の大役を仰せつかりました。公私共に忙しい2年間になりそうです。
(060612)
○個人的な軽い話題(060318)
体のためにとスポーツクラブで続けてきたエアロビクス・ダンス・エクササイズですが、このところ競技エアロビクスに興味を持って時々出場していました。たいていは1回戦または2回戦落ちが多かったのですが、年齢別選択が良かったのか3月18日に開催されたVAAM ANCS CUP 2006のM2部門で準優勝してしまいました。銀メダルが重たくて、いい記念になりました。また出てみようかと、欲を出す今日この頃です。
経験されていない方は甘く見ておられるかと思いますが、非常にきついスポーツです。特に競技エアロは可動域いっぱいに表現する必要がありますのでなおさらです。私の場合はサッカーの持久力があって続けられたのだと思います。
○エアロビクスの歴史
1967年にケネス・H・クーパー(Kenneth
H.Cooper)博士が開発し名付けたもので、日本では有酸素(的)運動として訳されている。
クーパー博士は当時空軍の軍医大尉であり、自分の属する空軍の兵士の体力、特に呼吸・循環器系機能に関係した体力を向上させるための運動について、約5000人のデータをもとに研究した結果、12分間走テストと呼ばれる体力測定から体力区分を行い、それぞれの区分に応じた運動プログラムを開発。
1967年にクーパー博士がエアロビクスを発表するや、発行された解説書はたちまちベストセラーになり、アメリカ全土に広がった。人々はジョギングやサイクリング、水泳を中心としてエアロビクスを実施するようになり、まもなくこれがジョギングブームとして1970年頃から日本にも流入。
この間アメリカでは、ジャッキー・ソーレンセンが音楽を用いたエクササイズを開発していくことになる。ジャキー・ソーレンセンは1969年にクーパーの12分間走テストを受け、長年続けてきたダンスにも心肺持久力を高める効果があることに気づき、心肺持久力を高めるためのプログラムとして、ダンス形式のエアロビック・エクササイズ・プログラムを開始。
音楽に合わせて仲間と楽しく行う事を特徴としたエアロビック・ダンス・エクササイズは1970年代においては、ジャッキーを中心とした指導者たちによって、女性の間に普及されていったが、1979年に、映画俳優であるジェーン・フォンダがロサンゼルスのビバリーヒルズにスタジオ「ワークアウト」を開設して、彼女の知名度と相まって‘エアロビック・ダンス・エクササイズ‘として爆発的に流行するようになる。
日本でエアロビクスが紹介されたのは、1981年11月に、クーパー博士が来日し「朝日エアロビックセミナー」が開催された時である。その中にエアロビック・エクササイズの一つとして、エアロビック・ダンス・エクササイズが紹介されたのが始まりである。
○構造偽装マンション(051122)
姉歯設計事務所の姉歯建築士による構造計算書偽造事件は、人の命に関わる建築士の社会的責任を痛感させられる事件です。重く受け止めたいと思います。
社会的には、建築士という資格でくくられる技術資格は実際に設計を業とする人以外にも、施工会社(建設会社、ハウスメーカー)、不動産会社、材料メーカーなど建築関連産業、会社の営繕部や公務員、大学教授などあらゆる分野にペーパードライバーも含め資格者は存在します。建築設計を行なうものに限っても、専門性によって分けた場合、意匠設計、構造設計、設備設計などの専門分野があり、これに加えて都市計画や街づくりや法令上の申請代行(代願)の専門分野など専門分化が進んだ実態があります。
また、建築士法による建築士事務所として登録された場合、これらの専門性は隠れてしまい、建築がすべて行なえる一級建築士事務所としか見えないところにも問題があります。医師で言えば、看板に診療所とのみ表示されていて、歯科だか内科だか外科だか産婦人科だか分からないようなものです。
姉歯設計事務所は、この点では主として構造を専門とする一級建築士事務所であったのです。
また一方で、建築士の資格を持った管理建築士を雇えば、建設会社やデベロッパー(不動産業者)なども容易に建築設計事務所を開設できます。設計事務所は構造設計や設備設計などの専門家を抱えているところもありますが、多くは外注され、元請である統括設計事務所の建築士の名前しか表には出てきません。受注する構造設計者や設備設計者は無資格でも構わないことになります。
統括する意匠設計事務所は構造計算等のエンジニアリングに対して効率的な処理能力がないから外注するのであり、詳細にいたる構造計算の検証能力を統括する側が持っていないことは通常です。それほど専門分化が進んでいるといったほうが適当かもしれません。
今回のように、最悪のケースでは利潤を追求する主体である建設会社やデベロッパーなどが建築士事務所登録をしていて、早かろう安かろうで意図的に性悪な構造設計者を選別して外注するような場合は、それこそ歯止めがないことになり兼ねません。
また、これらの構造計算に対する検証能力については、基準法に基づく確認を行なう特定行政庁を始めとする、民間確認機関においても手薄であることが実態であろうかと予測されます。特に今回のように民間の確認検査機関がERIやイーホームズのような場合、経済原則が優先して確認の量とスピードを上げた結果が問題を大きくしているようです。
建築主からのコストダウンを求める経済的圧力は、設計者はもとより施工者にも強く働くのが通例ですが、デベロッパーが行なう分譲マンションや建売住宅、テナントビル、賃貸住宅などの利潤追求を目的とした建物では特に厳しいことは推測に難くありません。
これらの圧力は建築設計を統括的に行なう統括事務所では当たり前のことで、これらに屈していては、安全で使いやすく価値のある建築ができるはずもないと思っていますし、構造は安全性の基本ですから構造設計事務所に無理をしろなどとは言わないのが不文律になっています。
このような意味で、今回の構造設計者は、設計施工者やデベロッパーなどの元請事務所に協力しないなら、仕事をやらないといわれると本人にとっては死活問題だったのでしょうが、これに屈するようでは、建築士(構造の専門家)としての社会的責任を自覚できていないわけで、資質に問題があるとしかいいようがないとおもいます。特に構造の手抜きは人の財産のみならず、人の命に関わる問題なのです。姉歯氏は何を血迷ったのか全く理解できません。さらに救いのないことに、指導的役割を果たしたと見られる、コンサルタントやデベロッパー、施工会社は相当にいい思いをしたように見えますが、この構造設計者はお世辞にも羽振りがいい様には見えません。
一方、事業として利潤を得るデベロッパー(売主)が消費者に対する瑕疵担保責任を果たすことは当然のこととして、建築士に任せきれないから国は建築確認制度を設け、仕事が多すぎてこなせないとの理由で民間確認機関に権限を移したのですから、各検査機関と共に国の責任も重大で見逃すわけには行きません。
二度とこのような問題が起こらないように、首謀したコンサルタント、売主、設計および施工者の責任と背景を明確にし、徹底した処罰を行なう必要があります。また、これらの問題を見逃した制度上の問題を充分検証し、建築関連法としては建築確認制度、建築士法の改善、供給システムとしては宅地建物取引行法の重要事項説明の必要項目の充実や取締りの強化など、安全で良好な建築を生み出せる環境整備に取り組んでいかなければなりません。
○耐震強度偽装問題に呼応して、(社)日本建築家協会は「建築士法」改正を訴えています。
建築に関して意匠からあらゆる関連技術まで全てできる「オールマイティー建築士」に代わって、欧米型の建築設計全体を統括する「建築家」と「技術者」の有効な協力関係と責任分担を明確にする必要があると考えるからです。
○2006年1月14日と15日、銀座駅周辺で「安全対策の相談会」と「専門別資格制度へ向けて」と題した建築士法改正を目指すビラ配りを行ないました。米田も相談会に応援参加し、TBSのニュースにちらりと映っていたように聞きました。
○2006年1月23日には水道橋・住宅金融公庫で「どう守る建築の安全・安心」緊急シンポジュウムが開催されます。ご興味のある方はぜひご参加下さい。無料で、どなたでも参加できます。
○編纂委員としてここ数年携わってまいりました「住まいをつくる相談室」日本建築家協会関東甲信越支部編/発行所井上書院/定価¥2,190が2005年7月30日ようやく発行です。書店でお手にとってご覧下さい。(050730)
○第二東京弁護士会消費者委員会住宅部会の弁護士有志と99建築問題研究会の建築家、建築士メンバー有志とで執筆、編集してまいりました
「欠陥住宅紛争解決のための建築知識」が、ようやく
2004年7月10日発売されました。第二東京弁護士会・消費者問題対策委員会、99建築問題研究会/共編、出版は鰍ャょうせい、定価¥3,500です。喧々諤々、足掛け3年掛かっただけあって充分内容のあるものに仕上がったと思います。是非ごらんになってご感想をお聞かせください。また手に入り難い方は私までお申し出ください。
初版は
2000部でしたがその後、既に
3000部の追加発行がなされました。弁護士を中心とする皆様に関心を持っていただき、大変ありがたい次第です。
○この本の出版を記念して2004年10月1日に弁護士会館の10階で第二東京弁護士会主催でシンポジウムが開催されました。
私を含む建築士4人と弁護士1人のパネラーが「欠陥住宅紛争に携わる弁護士に必要とされる建築知識とは」について、調停等紛争解決のための現場でどのような問題点があるのかを提起し、盛況のうちに終了いたしました。
○このシンポジウムの報告が第二東京弁護士会が発行する機関紙「二弁フロンティア」2005年2月号、3月号に渡り連載されています。
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